愛知県内一のタマネギの産地、碧南市で辛味の少ない「サラダたまねぎ」の収穫作業が始まりました。

碧南市では南部を中心に142戸の農家が約100ヘクタールでタマネギを栽培する愛知県一の産地です。

このうち水分量が多く生で食べるのに適している「サラダたまねぎ」の収穫が始まり、榊原健二さんの畑でも大きく育ったタマネギを1本ずつ丁寧に引き抜いていきます。ことしは去年末からの低温の影響で1週間ほど生育が遅れましたが、その後は天候に恵まれて平年並みのタマネギができたということです。

(タマネギ農家 榊原健二さん)
「2月の暖かさと適度な雨で例年どおり、みずみずしく食味もよく、大変おいしいタマネギができている」

収穫は4月いっぱいまで続き、約1500トンが、名古屋や北陸方面に出荷されます。