脱炭素社会を目指し愛媛県と四国電力、それに三浦工業が協力し、水素エネルギーの活用に向けた実証実験を行うことになりました。

3月24日、県庁で八矢拓副知事と四国電力の長井啓介社長、三浦工業の宮内大介社長が連携協定を締結しました。

協定では脱炭素で注目されている水素エネルギーの将来的な普及を目指し、県が費用の一部を補助しながらグリーン水素の製造や利活用の実証実験を行うことなどが盛り込まれています。

実験の内容は、四国電力が、太陽光発電による水素を製造し、三浦工業が設置する水素ボイラで、エネルギーの転換を図るというもので、四国で初めての取り組みだということです。

四国電力と三浦工業は、今後、実証実験のための設備の設計を始め、2025年度中に試運転を開始する予定です。