郷土愛を漫才のネタにして活動するアマチュアのコンビが、佐賀県にいます。プロの芸人が参加するコンテスト「M-1グランプリ」にも出場した2人は、実は公務員で児童福祉司なんです。
◆「M-1グランプリ」で受賞
*漫才
「ようかん~ようかんと言えばですね、その昔佐賀県に輸入されたお菓子が佐賀県を通って全国に展開されました。これをシュガーロードといいましてね。つまり!!佐賀県のおかげで日本中にお菓子が広まったといっても!!過言ではないですね~」

たたみかけるような早口で、佐賀県への「愛」をまくし立てるこのコンビ。佐賀で活動するアマチュア漫才師の「今日もさが日和」です。漫才師日本一を決める去年のM-1グランプリでは、プロの芸人と並んで1回戦を突破。さらに、会場で最も印象に残った1組に贈られる「ナイスアマチュア賞」も受賞しました。
◆公務員で児童福祉司

斉藤さんと小塩さん。素顔の2人は、実は佐賀県の職員です。しかも、漫才で見せる姿からは思いもよらない仕事に就いています。
小塩さん「私たちは児童相談所というところに勤務していて、児童福祉司であらゆる子どもたちの相談に対応していく行政機関です」

子供への虐待やいじめなど、複雑でデリケートな問題と向き合っている2人。コミュニケーション力を高める手段として、取り組み始めたのが漫才でした。
斉藤さん「表現力を高めたり、表情であったり、そのあたりは自然に漫才の練習をすることで身について、結果的に仕事に生かせている」
ただ、ツッコミ役の小塩さんは、こんな本音も・・・

小塩さん「私は話すことがもう苦手です。はい・・・」














