バレーボール・V1女子の岡山シーガルズがおととい(25日)、レギュラーラウンドの最終戦に臨み、フルセットの末敗れました。この結果11位が確定し、V2との入れ替え戦に回ることが決まりました。

この試合に勝って、10位・KUROBEが敗れると「逆転で残留」となるシーガルズは第1セット、中本・高柳といった若手のアタッカーがポイントを重ね、このセットを奪います。

しかし、シーズンを通しての課題だった「流れを引き寄せた後の試合運び」がこの日もうまくいかず、日立とシーソーゲームを演じ、勝負は最終第5セットまでもつれ込みます。

その第5セットも、先に12点まで到達し勝利まであと3点に迫りますが、ここから日立の反撃にあい流れを手放します。フルセットの末敗れたシーガルズは11位が確定し、V2・2位との入れ替え戦に回ることになりました。

(岡山シーガルズ 高柳有里選手)「弱いところを見つめ直して、逆に絶対に負けられない試合の中で自分たちも成長していくチャンスだと思うので、絶対に勝たないといけない試合ですけど、そういう部分では前向きにとらえて挑戦していく」

(岡山シーガルズ 河本昭義監督)「自己責任でどのくらい自分の得点力を上げるか、失点を少なくするか。これから2週間の中で各自が1点1点上げていけば、自ずと結果は出てくるのではないか」

入れ替え戦となるV・チャレンジマッチは、4月8日・9日に行われます。相手はV2で2位となった、群馬銀行グリーンウイングスです。2週間でどう立て直せるか、選手の踏ん張りに期待します。