苦労も少なくなくなかった、手作りランドセルの6年間
父・千善さん「肩のベルトは一センチ刻みで作ったんだけど、どんどん長くなっていって、これだけ大きくなったんだなって」

市販のものと比べて壊れてしまうことも少なくなかったという2人のランドセル。千善さんは6年間で何度も修理をしたといいます。そのたびに息子たちに対して、申し訳なさも感じたという一方で、この汚れや傷が息子たちの成長の証のようにも感じていて、嬉しさと寂しさがこみあげています。
父・千善さん「もう修理をやらなくていいんだという、ほっとした気持ちもあるけど、6年間もったという気持ちと、もう無くなるんだねという寂しい気持ちも…。彼らの成長とともにその時期が近づいてきたと思うと、まあ仕方ないんですけどね」