花見の時期を迎えた金沢市の兼六園では、27日の朝から無料開園が始まり多くの観光客などが訪れています。

ソメイヨシノやヒガンザクラなどおよそ400本のサクラがある金沢市の兼六園では午前7時から無料開園が始まりました。多くの観光客などが訪れサクラを写真に収めるなどしてお花見を楽しんでいました。

山口からの観光客は:「すごく桜がきれいで楽しみにしていたので嬉しい。お花見したかったので良かったです」
地元の石川県民は:「こんなに早く人がいっぱい来ていると思わなかった。インバウンドの方も多い。もとの兼六園に戻りつつあって嬉しい」
そして今年から新たなお花見スポットができました。
今年は兼六園の無料開園に合わせ今月完成した兼六駐車場の屋上からもいつもと違った角度で兼六園の眺望を楽しむことができます。

金沢城・兼六園管理事務所によりますと、兼六園のソメイヨシノは5分咲きから場所によっては満開に近いサクラもあるということです。管理事務所ではマスクの着用は個人の判断に委ねていますが、人と人との間隔をあけるよう呼びかけています。
兼六園の無料開園は4月2日まで行われます。