来年春に小学校に入学する子どもを対象にしたランドセルの販売が、岡山市北区の百貨店ではやくも始まりました。近年では「より軽く」「体の負担を減らすことができる」ランドセルに注目が集まっているそうです。

約80種類の、色鮮やかなランドセルが並びます。岡山市北区の天満屋岡山店で始まった、来年4月に入学する子どもたちを対象にしたランドセルの販売です。

注目は、その軽さです。

(三輪響記者 リポート)
「こちらのランドセル、なんとペットボトル2本分より軽いんです」


昨年から販売が始まったair ran.(エアラン)です。重さは約880gで、ふた部分以外にはナイロンなど軽い素材が使われていて、重さは一般的なランドセルの3分の2ほどです。
軽いランドセルが店頭に並ぶのは、タブレットなど持ち物が増え、荷物が重くなっている現状があるといいます。

(天満屋岡山店 子供服売場 境彩恵さん)
「ランドセルが重いと、体への負担が大きかったり、気持ちもブルーになるお子さんもいらっしゃいますので、少しでも楽に通っていただけるように、軽量のランドセルをご用意しております」

近年は、体への負担を減らそうと、肩の部分が立ち上がり体にフィットするデザインが主流。また色はパステルカラーや控えめな色が人気だということです。
(天満屋岡山本店 子供服売場 境彩恵さん)
「いろいろ背負ってみたりして、ご家族・お子様、皆さまがご満足いただけるように」
小学校6年間を、ともに過ごすランドセル。今年の商戦はゴールデンウィークごろがピークになる見込みです。