学生の研修活動や災害対応における連携を強化しようと、23日、高知市の大学と県臨床検査技師会が包括連携協定を結びました。

協定を結んだのは高知学園大学・短期大学と県臨床検査技師会です。両者はこれまでにも実習の際に技師が協力するなど、さまざまな面で連携を図ってきました。今回の協定締結により、これまで個々で行っていた共同研究について、大学側が大規模な形で参加できるようになることや、災害時に技師会の事務所を高台に位置する高知学園大学・短期大学に移すことなどが検討されます。

(県臨床検査技師会 山中茂雄 会長)
「研究活動においても共同でできるのはメリットだと感じている」

(高知学園大学・短期大学 富永麻理 教授)
「地域に出向いて学習をする際に臨床検査技師としての社会貢献にどう繋げていくかというのを技師の人たちと考えさせてもらうと学生たちにとってもいいのでは」

大学と技師会は今回の協定を地域貢献活動にも生かしていきたいとしています。