高知県内は大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非常に激しい雨が降りました。気象台は引き続き落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内では大気の状態が非常に不安定となり、局地的に非常に激しい雨が降りました。1時間雨量は須崎市で54.5ミリ、四万十市中村で40ミリと3月の観測史上最大に。22日の降り始めからの雨量は室戸市佐喜浜で214ミリ、須崎で169.5ミリ、四万十町窪川で121.5ミリなどまとまった雨となりました。大雨の恐れはなくなりましたが、気象台は引き続き落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
大雨の影響でJR土讃線は須崎駅と土佐久礼駅の間で3時間半にわたり運転を見合わせ、特急列車2本が運休。普通列車にも最大で190分の遅れが出ました。
また、甲子園球場で行われているセンバツ高校野球は23日予定されていた2回戦3試合が中止・順延となり、高知は24日の第3試合で履正社と対戦します。
安芸市によりますと安芸市枯井谷(あきしかれいだに)の県道畑山栃ノ木(はたやまとちのき)線で土砂崩れがあり、畑山集落の17世帯25人が孤立しているということです、NTTの固定電話とソフトバンクの回線が利用できない状態ですが、電気は使用可能だということです。安芸市は香南市へ通じる林道が通行できるよう、24日から作業を行う予定だとしています。