土地取引の目安となる地価が発表され山梨県全体の平均価格は31年連続で下落しました。ただ工業地は中部横断道開通の効果で2年連続で上昇しています。

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地価は1月1日を基準とした1平方メートル当たりの土地の価格で住宅地と商業地それに工業地のあわせて167地点が公示されました。

それによりますと全ての用途の平均価格は1平方メートルあたり4万2300円、変動率はマイナス0・4%でした。

下落は31年連続です。

住宅地がマイナス0.6%で商業地はマイナス0.4%でした。いずれも31年連続の下落ですが下落幅は縮小しています。一方で、工業地はプラス1.7%と2年連続の上昇で中部横断道全線開通の効果が継続しているということです。

なお住宅地で最も高かったのは上野原市上野原字押出しで6万6800円。商業地は、甲府市丸の内1丁目で29万2000円でした。