記者
「今年、東京で最も地価が上がった場所に来ています。足立区の綾瀬駅前です。去年より8%、上昇しました」
先ほど発表された全国の今年1月1日時点の地価。都内で急上昇したのが、下町情緒あふれる足立区・綾瀬駅前です。銀座などの都心部ではなく、なぜこのエリアなのでしょうか?
理由の一つは、再来年、完成予定の駅前にあるタワーマンションです。427戸の供給に対して問い合わせは、すでに1500件以上。人気のワケは「価格」だといいます。
住友不動産営業部 坂田侑史主任
「現時点では、大体9000万半ばから後半ぐらい」
72平米の2LDKで9000万円台半ばから後半での売り出しを想定しているといいます。
住友不動産営業部 坂田侑史主任
「都心が非常に高くなっていて、『70平米で1億以内で買えるところ』ということで、比較的に割安感を持って考える人もいる」
東京駅まで29分。新築の“タワマン”が1億円以下なら「手頃」と感じる人もいるとか。
こうした中、土地の安い郊外に移り住む動きも加速しています。
都心からおよそ1時間の千葉県我孫子市。3年前に東京・新宿区から移り住んだ小林さん。築30年の中古の戸建てを1000万円台で購入し、リフォームしました。
新宿から我孫子に移住 小林恵理子さん
「経済的負担はかなり楽になってます。都内にも比較的近くて、この土地の値段はなかなか穴場だなって」
以前、東京・新宿区に住んでいた際は、70平米で家賃は25万円。広さが1.5倍になったのに住居費は月10万円減りました。自宅の近くにはボール遊びや、釣りなどができる自然豊かな手賀沼公園もあります。
新宿から我孫子に移住 小林恵理子さん
「子どもたちが田植えを楽しんだり、自然に触れられる場所があるのが一番」
一方、夫は都心の勤務先まで1時間半かかりますが…
新宿から我孫子に移住 小林秀策さん
「(我孫子駅が)始発駅なので長いは長いですが、座っていけるので楽ですね」
我孫子市では東京からのファミリー層の転入者が増え、今年、地価が15年ぶりに上昇に転じています。
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