きょう(22日)岡山・香川では、温かな陽気に誘われて、一斉にサクラの開花が発表されました。いよいよサクラの季節がやってきます。

7輪ほどのサクラの花が見られました。

(来園者)「5輪咲いてるんだから、開花でしょ」

午前10時ごろの岡山後楽園です。園内にあるサクラの標本木で、開花の基準となる5輪から6輪以上の花を見ることができました。

(来園者)「岡山は咲いているかな?と思って友達と来たんですけど。1、2、3、4…ぎり5ありそう、今日くらい開花?」

午後には、気象台の職員が10輪以上の花を確認。岡山での開花を発表し、平年より6日早く昨年より4日早い発表となりました。

一方、高松市の標本木がある栗林公園でも、気象台の職員が観測を行いました。

(高松地方気象台 吉村優 調査官)「本日高松では、サクラが開花ということになります」

高松市のサクラの開花は、平年より5日、去年より2日早いということです。去年まではサクラの下での飲食に時間などの制限が設けられていましたが、今年は密集していなければ時間を気にせず飲食が可能になりました。

(岡山から来た観光客)「きょうWBCで1位になったので、いい日だなと思いましたね」

岡山・高松とも、およそ1週間後には満開になるとみられています。

さらに津山市でも、市の観光協会が恒例の開花発表を行いました。

鶴山公園の標本木を市の職員が観察し、10輪ほどの花を確認。おととしに続き観測史上2番目の早さで、平年よりも11日早い開花となりました。

(津山市観光協会 本名隆光 事務局次長)「3月25日から津山さくらまつりを開催します。ちょうどその頃から見ごろとなります」

さくらまつり期間中は、ライトアップも行われるということです。