◆「お花見バーベキュー」桜や肉よりスマホに注目

RKB堤千春「舞鶴公園のバーベキュースペースです。お花見とバーベキューを楽しんでいらっしゃいますが、どうやら野球も気になるようです」
約1000本の桜が咲き始めている舞鶴公園。先週から営業を始めたバーベキューコーナーでは多くのお客さんが、桜や肉よりもスマホに見入っていました。また、いつもはホークスを応援している福岡市中央区の唐人町商店街も、朝から2台のテレビを設置し決勝戦を見届けました。

常連客「最後だからですね、どうにかこのままいってもらうか、追加点がもう1点ほしいですね」
「きょうは絶対優勝です、決まってるんです」
◆熱い試合展開に盛り上がる応援
日本からの声援が届いたのか4回、侍ジャパンは先頭の岡本選手が、今大会2本目となるソロホームランで侍ジャパンがリードを2点に広げます。侍ジャパンはまさに総力戦。栗山監督は5回から1イニングごとに投手を代える見事な継投策でアメリカの強力打線を抑えます。

3対1と侍ジャパン2点リードで迎えた8回、マウンドには若い選手をまとめてきたチーム最年長のダルビッシュ投手が上がります。1アウトからソロホームランを打たれ1点差とされますが、百戦錬磨のベテランは動じることなく、後続のバッターを打ち取りリードを守ってマウンドを降ります。
そして9回、栗山監督は自ら育て上げた二刀流・大谷投手をマウンドへ送ります。大谷投手は先頭バッターにフォアボールを与え出塁を許すと、場内からは割れんばかりの「USA」コールが。それでも続くバッターをダブルプレーに打ち取ります。
世界一まであと1人、打席には、メジャーでMVP3回、エンゼルスのチームメイトでアメリカのキャプテン、トラウト選手。最高の舞台で最高の勝負が実現します。そして、侍ジャパンが見事、3大会ぶりに世界一に輝きました!

「おー! おっしゃー! 世界の大谷っす、乾杯!」「もう最高っすね、幸せっす」「超気持ちいいっす」「コショウふりたいです、早く。みんなと喜べてうれしいですね」「乾杯~! 優勝おめでとう」「最後が大谷(選手)とトラウト(選手)で、すごい世界一の頂点のぶつかり合いで感動しました、おめでとうございます。仲間と見られて、とても嬉しいです」














