中国とロシア、イランが中東のオマーン湾で海上合同軍事演習を行い、中国の国営メディアはきょう、映像を公開しました。

中国国営の中央テレビはきょう、中東のオマーン湾で今月16日から4日間にわたって行われた中国、ロシア、イランによる海上合同軍事演習の映像を公開しました。

中国からは、ミサイル駆逐艦「南寧」が参加し、海上への射撃訓練や対テロ・海賊対策、救援活動などの訓練が行われたとしています。

また、ロシアからは、最新のミサイル防衛システムも突破可能とされる極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」を搭載可能なフリゲート艦が参加したということです。

3か国による合同演習は今回で3回目で、軍事的連携の強まりをアピールすることで、対立する欧米諸国をけん制する狙いがあるとみられます。