来年のパリ五輪の正式種目に採用されているブレイクダンス=「ブレイキン」です。世界大会の予選会が、なんと岡山城で開かれました。

華麗な技を披露するのは小学2年生の男の子。岡山城で開催された「BATTLE金烏城(きんうじょう)」です。DJがかける音楽にあわせてアクロバティックな技を次々と繰り出していきます。

この大会は来月フランスで行われる世界大会に向けて、8か国で開催されている予選の日本大会で、将来有望な選手90人以上が全国各地から参加。選手それぞれが、独創性にあふれたダンスで観客や審査員を魅了しました。

(岸本美麗選手)「外で踊ることはなかなかないので岡山城の下で踊らせてもらって嬉しかった」

(日本ブレイクダンス 青少年育成協会岡山支部 三枝邦彦部長)「ブレイクダンスで一生懸命汗流している選手のみんなをもっといろんな人に知ってもらいたいという強い気持ちで、岡山城の力をお借りして」

来年のパリ五輪から、正式種目となるブレイキン。岡山城の特設ステージには多くの人が訪れ、圧倒的なパフォーマンスに釘付けになっていました。

(観客)「自分がダンス踊れないのでどの子もすごく上手に見えて。子どもがいまダンスに興味を持っているので、ぐるぐる回ってキレキレのダンスをしてほしい」

ブレイクダンスの他にも、BMXのパフォーマンスなどが披露され、祝日の岡山城でのイベントを多くの人が楽しんでいました。