「特認校制度」で学区外から鳳来東小学校へ


過疎化で児童数が減ってしまった鳳来東小学校では、「特認校制度」が始まりました。

少人数のよさをいかし、一人一人に応じた教育を目指すこの制度では、学区以外の児童も転校が認められています。


颯斗くんは、川遊びや田植えを体験し、のびのびと成長しました。

(新城市立鳳来東小学校6年 今泉颯斗くん)
「(この学校に)来て良かったです。おもしろい友達もいるし毎日が楽しい」


この制度がなければ「卒業式」も、4月の「入学式」もありませんでした。

(新城市立鳳来東小学校 牧野吉信校長)
「(令和5年度)学区には1年生がゼロなんです。特認校で本校へ来ようという子がいまして、4月の入学式をやることができる、そうでなければ入学生がゼロということになります」


颯斗くん、近くの山から木を切ってきて皮をはぎ、およそ1か月かけて卒業証書を一から自分で作りました。