既に春夏のトレンドが!? 常夏・ハワイに見る今年のトレンド

いよいよ春が近づいてきましたね。前回は歴史ネタを書いた岡田ですが、今回は第1回と同じ路線で「天気×女性のライフスタイル」をテーマに書きたいと思います。

今回はまず、春夏のトレンドから見ていきましょう。ハワイ在住の友人に聞くと、常夏のハワイでは既に2023春夏のトレンドが店頭に並んでいるそうです。どんなものが並んでいるのか聞いてみると…

①Y2K×ミニマリズム(カッティングの他、トップスは短め・ボトムスはローウエストなどシルエットにY2Kの流れを匂わせつつ、全体としてはミニマルな印象)

②白のワイドなカーゴパンツ(町中でも多くの人が履いているそう)

③見せるインナー(①に関連して、見えることを想定したデザイン性のあるインナー)

と、こんな感じ。ハワイのような開放感のある場所の話かと思いきや、これらは2023春夏のランウェイでも見られた傾向とも一致します。町で展開されるリアルトレンドとして、今後私たちも参考にできそうです。

今年の春夏は…“かなり暑くなる”?

続いて、春夏の天気の傾向を見てみましょう。現時点での最新の予報(3月19日時点)では、3月はこの先終わりにかけても全国的に平年と比べて高温傾向。4月も全国的に高温傾向が出ています。そして春を告げる花のひとつ、さくらの開花は東京で3月14日と過去最早タイ記録を出しましたが、その他の地域もいつもよりかなり早くなりそうです。仙台は3月25日と平年より2週間も早く咲いてしまいそうです。春服は早めに楽しめる可能性が高いということなので、早めに購入して長く楽しみたいですね。
ちなみに5月、6月も平年より高め。夏(6月~8月)も平年並みか高め、つまりはかなり暑くなる予想が出ていますので、上で紹介した短め丈のトップスや見せるインナーを着られるチャンスは多くありそうです。

出典:気象庁

また、エルニーニョ・ラニーニャの視点で見ると、2021年の秋から続いていたラニーニャ現象はいよいよ終息したとみられます。ラニーニャの冬は寒い冬に、ラニーニャの夏は暑い夏。エルニーニョの時はその逆になりやすいと言われますが…この先、春は平常。夏は平常の状態が続くか、エルニーニョ現象が発生するか、可能性は半々となっています。
エルニーニョ現象が発生してしまうと、夏の予報は大きく変わってしまうかもしれません。気象庁は毎月10日頃に実況と見通しを発表していますので、是非ご自身でもチェックしてみてください。