◆気象台がない地域も“開花発表”したい

「開花の観測情報」は主に県庁所在地にある気象台の標本木に基づき発表されます。そのため、福岡市では“開花発表”があるのに対して、気象台のない北九州市では気象庁による発表はありません。

北九州市は小倉城の天守閣広場のリニューアルをきっかけに、市民に花見を楽しんでもらおうと、4年前から独自に桜の開花を発表することにしたのです。

◆小倉城を彩る150本の桜

今年の開花は、去年よりも2日早いということです。

武内和久市長「小倉城をはじめ多くの桜が北九州市を彩っている季節です。多くの方、市内外を問わず来ていただいて楽しんでいただきたい」

小倉城の周辺にはソメイヨシノを中心に約150本の桜があり、市によりますと、花は来週には見ごろを迎える見込みです。