参議院の予算委員会で、高市経済安保担当大臣は、放送法の解釈をめぐる審議の中で「私を信用できないなら質問をしないでください」などと述べた答弁を撤回しました。
高市早苗経済安保担当大臣
「『敬愛の精神が必要』という末松委員長からのご注意を重く受け止め、『私が信用できない、答弁が信用できないんだったらもう質問はなさらないでください』という答弁についてのみは撤回をさせていただきます」
高市大臣の答弁をめぐっては、末松予算委員長がきょう午前、「適切な表現ではない。敬愛の精神というのを忘れている言葉だ」などと、異例の調子で厳重注意しました。
高市大臣は「重く受け止めさせていただきます」と述べたものの、謝罪や撤回には応じなかったため、野党側が反発し、一時審議が中断していました。
また、きょうの予算委員会で、総務省は高市大臣が「ねつ造」だとしていた「大臣レク」の文書について、作成者や同席者のいずれも「ねつ造との認識はなかった」と話していると明らかにしました。一方で、大臣レクの存在については記憶にないとの証言もあり、「正確性については確認できない」ともしています。
注目の記事
『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

