広島地方気象台は19日午後、広島で桜が開花したと発表しました。平年より6日早く、1951年の観測開始以来、史上2番目に早い開花となりました。

広島市中区の縮景園を訪れた広島地方気象台の気象情報官は、園内にあるソメイヨシノの標本木に5輪以上の花が咲いたことを確認し、開花を発表しました。

平年より6日早く、去年より2日早い発表となります。

1951年の観測開始以来、最も早かったのは2021年3月11日で、ことしはそれに次ぐ史上2番目に早い開花となりました。3月に入って記録的に暖かい日が多かったためと見られます。

18日の午後2時時点で咲いていたのは3輪でしたが、19日は春めいた日差しを受けて20輪以上が確認できました。

満開までには1週間から10日ほどかかる見込みです。