進学先を決めた中学生で賑わうのは制服売り場です。近年は県内でも女子の制服にスラックスを導入する高校が増えていて時代の流れとともに制服の選択肢も増えてきています。スカートが定番だった女子高校生の制服、近年はバリエーションも増えてきています。

※楠原彩加記者「こちらの制服コーナーでは、来年度の需要が増えたことで、女子のスラックスが初めて用意されました」

17日は県立高校の合格発表の日、八戸市のショッピングモールでは、進学先を決めた中学生が次々と訪れ、制服を試着していきます。


青森県内では近年、女子の制服にスラックスを導入する学校は増え、県立高校46校中14校、私立高校17校中10校にのぼります。売り場を訪れた人はスラックス派、スカート派、はたまた両方を購入する人と様々です。

※スカートを購入予定「スカートの方がかわいい。ちょっと寒いけどストッキングとか半ズボンとか履けば乗り切れる」

※両方を購入予定「自分はバスケ部で髪も短いので、スラックスの方が居心地がいい。夏は暑いのでスカート、冬は寒いのでスラックスにしようかと思っています」

県立八戸東高校は、生徒に多様な選択肢を提供しようと、2022年から女子もスラックスを選べるようにしました。スラックスには「動きやすさ」に加えて「寒さ対策」、それに「痴漢対策」といったメリットがあり、いまは1年生と2年生あわせて460人のうち、約50人が着用しているといいます。


※八戸東高校 工藤舞衣(くどうまい)さん「自転車通学をしているのでスカートだとどうしてもこいでいるときにふわっと広がってしまうのが悩みではずかしいなと(思ったから)」



それでは、新一年生は憧れの高校生活をどの制服でスタートさせるのでしょうか。