アメリカ国防総省は墜落した無人機の回収について、現時点で「検討中」だとしています。

米国防総省 ライダー報道官
「アメリカ軍による(無人機の)回収作業については選択肢を検討中ですが、それ以上は何も言えません」

ロシア軍の戦闘機の衝突を受けて、黒海に墜落したとしている無人偵察機の回収についてアメリカ国防総省のライダー報道官はこのように話し、同盟国が回収に動いているかどうかについては明らかにしませんでした。

ライダー報道官は、「ロシアが無人機の回収に動いていることは把握している」とした上で、「回収したとしても情報を保護する対策を取っていることから、有用な情報が得られる可能性は極めて低いとみている」と説明しました。