黒海上空の国際空域でロシア軍の戦闘機による異常接近後、アメリカ軍の無人偵察機が墜落した問題で、アメリカ軍は墜落直前に無人機が録画していた映像を公開しました。
アメリカ欧州軍が16日公開したおよそ40秒ほどの動画は、墜落した無人偵察機MQ-9が録画したものだということです。
後方から近づくロシアのスホイ27戦闘機が燃料を投棄しながら接近してくるのが分かります。
戦闘機はエンジンの吸気口がはっきり見えるほどの距離まで接近。一瞬映像が乱れますが、無人機の上を通過します。
この直後の映像ではプロペラの損傷は確認できず、無人機も安定した飛行を続けているのが分かります。スホイ27が通過したあとには、投棄した燃料が雲のように広がっているのが分かります。
次に現れたスホイ27の機影は最初の時と違い、無人機にさらに近づいた段階で燃料を放出。無人機の距離が限りなく近づいた直後に映像が一度途切れるため、機体が接触したのかどうかは確認できませんが、その後、復旧した映像ではプロペラのブレードに先端が曲がり、一部が欠損しているような箇所が確認できます。
アメリカ軍は、「ロシア軍のスホイ27が燃料を投棄し、無人偵察機MQ-9のプロペラに衝突した」と説明しています。
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