仁淀川の河口でシラスウナギ漁をしていた人が相次いで流された事故を受け、高知海上保安部や警察などが合同で救助訓練を行いました。
訓練は、仁淀川の河口でシラスウナギ漁をしていた4人が流されたという想定で行われ、高知海上保安部と警察、消防から合わせておよそ50人が参加しました。2人が沿岸部、2人が沖合にいる想定で、巡視艇やヘリコプターを使い、連携を取りながら救助していました。訓練が行われた仁淀川の河口では今年に入り、シラスウナギ漁をしていた人が流される事故が3件発生しています。いずれも干潮と満潮の差が激しい日の潮の流れが変わるタイミングで発生しているということです。
(高知海上保安部 樫原毅 次長)
「シラスウナギ漁をされる方には安全な操業をお願いしたい。その上で事故が発生したときは関係機関と連携・協力をしながら救助に万全を期していきたい」
高知海上保安部はシラスウナギ漁をする際には天候や潮の流れをよく確認し無理のない範囲で漁をすることや救命胴衣など安全装備を使用することなどを呼び掛けています。