岡山県和気町の佐伯小学校の児童が、閉校した小学校を活用して行う地域活性化プロジェクトです。この取り組みが、岡山県教育委員会の主催する「おかやま学びたい賞」の最優秀賞に選ばれました。

佐伯小学校の児童が和気町の太田町長らに、活動内容と「おかやま学びたい賞」の受賞を報告しました。この活動は、6年前に閉校し、現在は佐伯小学校に統合された旧山田小学校の校舎を活用した物販イベントなどで町おこしをするものです。

「おかやま学びたい賞」は、岡山県内の小中学生が地域の魅力や課題について学習した成果を表彰するもので、今年度は83点の応募の中から佐伯小学校などが最優秀賞に選ばれました。また、児童たちは「和気町に恩返ししたい」という思いから、売り上げの一部や絵本などを贈呈しました。

(佐伯小学校 6年生)
「おかやま学びたい賞で最優秀賞がとれたり、佐伯が広まってうれしかった」
「もっと佐伯に関わったり、佐伯のためになれるようなことをたくさんしていきたい」

(岡山県和気町 太田啓補町長)
「地域の方々の困っている課題を見つけて、それを解消しようとする気持ちがうれしく思いました」

プロジェクトメンバーの6年生は明日佐伯小学校を卒業します。

児童たち「佐伯に!さあ、ええから、きてみられ~!」