自転車の事故で亡くなる方の「約6割」は頭部の損傷が原因
自転車利用者のヘルメット着用努力義務化。
鳥取県はチラシを作成し、着用を広く呼びかけています。

県は県内85の自転車販売店にチラシを配布し呼びかけを依頼しました。
チラシには、ヘルメット着用の努力義務化のほか、安全利用や自転車損害保険の加入を呼びかける内容が記載されています。

鳥取県くらしの安心推進課 瀧直人課長補佐
「自転車の事故で亡くなる方の約6割が頭部の損傷が原因というデータもあるので、この度の法改正になったものだと思う」
鳥取市の自転車販売店でもヘルメットの売れ行きが伸びていて、品物によっては在庫切れ、欠品状態のものもあるといいます。
サイクルベースあさひ鳥取店 中村俊太店長
「命の危険を感じてかぶる方も多くなっているので、僕たちとしてもありがたいと思う」
県は今後、スーパーなどでもチラシを配り着用を呼びかけることにしています。