ヘルメットをかぶっていない場合…警察の対応は?
実は鳥取県では2016年に、自転車利用時のヘルメット着用を求める条例を制定。
しかし着用率は18%にとどまっていたことから、2年前からは県立高校を中心に、自転車ヘルメットの徹底を図っています。

では4月以降、ヘルメットをかぶっていない場合は、警察に声をかけられたりするケースがあるのでしょうか。
鳥取県警と島根県警に聞いたところ、いずれも回答は同様で、今回の改正規定は努力義務であるため、ヘルメットをかぶっていない人に対して取り締まりを行うことはないということです。
しかし、街頭での声掛けや交通安全教育などを通じて、法改正の周知を図っていくとしています。
特に高齢者は、転倒などの恐れも多いことからヘルメット着用は急務と鳥取県は考えていて、自転車店や商業施設での啓発活動を通じて、全年代に対して周知していきたいとしています。