福岡市のほとんどの公立小学校で16日、卒業式が開かれ、多くの卒業生がマスクなしで式に臨みました。

◆卒業生はマスクなしで入場

福岡市中央区の春吉小学校では、保護者や在校生に見守られながら卒業生26人がマスクを外して入場しました。式典では、1人ずつ壇上に上がり卒業証書を受け取りました。

その後、マスクを着用して4年ぶりに卒業式で国歌と校歌を斉唱しました。

◆公立小学校142校で卒業式

山口猛虎校長は「小学校で学んだことや感謝の気持ちを忘れず、力強く生きていってください」とはなむけの言葉を贈りました。

卒業生「小学校生活の半分がコロナウイルスのせいで大変だったけれども、親にしっかりと自分の成長を伝えることができてとてもよかったと思います」「マスクを外せるようになって、ありのままの自分や友達で卒業ができてうれしいです」

福岡市では16日、142の公立小学校で卒業式が開かれ、約1万4000人が学び舎を後にしました。