宮城県塩釜市の塩釜神社で育てられたシオガマザクラ植樹が15日、市内の中学校で行われました。

植樹が行なわれたのは、塩釜市の玉川中学校の校庭です。1年生の109人が、高さ5㍍ほどで樹齢50年のシオガマザクラ1本を植樹しました。

塩釜神社の境内に咲くシオガマザクラは、国の天然記念物に指定されています。

今回、地元の商工会議所青年部が、神社から木を譲り受け、市内6つの小中学校に植樹することを企画しました。

塩釜商工会議所青年部 土見大介会長:
「大きいぼんぼりのような花が咲くので、子どもたちも一際目立つシオガマザクラを見ることができるのではないか」

塩釜商工会議所青年部 土見大介会長

生徒「毎日、咲いてるところを見て歩くのが楽しみ」

シオガマザクラは、4月下旬に花を咲かせ、通学する生徒たちの目を楽しませるということです。