15日の新潟県内は高気圧に覆われて青空が広り、各地で4月中旬から5月上旬並みの暖かさとなりました。
日中の最高気温は、新潟市秋葉区で19.6℃、三条市で19.5℃、上越市高田で18.6℃でした。

「ちょっと風は冷たいんですけど、陽射しがあったかくて気持ちいいね」
「朝はファンヒーターをつけていたけど、つけなくてもいいような感じ」
この陽気のなか、上越市の「高田城址公園」では29日から始まる『観桜会』に向けて“ぼんぼり”の設置作業が始まっています。
今年は、4年ぶりにアルコールを含む飲食が会場内で可能となり、新潟県内の業者であれば出店を認めるなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のための行動制限が段階的に緩和されています。

【北嶋工業 下山田智明作業主任】
「以前の賑わいを取り戻すことができそうなので、より多くの人に高田城址公園の桜を楽しんでもらえることを期待しています」
『高田城址公園観桜会』は3月29日から。
25日までには合わせて3000個のぼんぼりや電球などの設置が完了するということです。

この暖かさでも桜のつぼみはまだ膨らんでいないようですが、日本気象協会では「桜の開花」を、上越市で4月1日・新潟市で4月2日と予想しています。