福岡市動物園に14日、メスのチンパンジー1頭が新たに加わりました。


◆33歳メスの「キンコ」

14日午後、福岡市動物園のチンパンジー舎に到着したのは、メスのチンパンジー「キンコ」です。「キンコ」はエジプト生まれで、推定年齢は33歳。山口県周南市の徳山動物園でオスのチンパンジーと2頭で飼育されていましたが、4年前にオスが死んだため、単独飼育になっていました。


◆生育環境に配慮し「お引っ越し」

本来は群れで暮らすチンパンジーの生息環境に合わせるため、メス2頭を飼育していた福岡市動物園に引っ越すことになったものです。福岡市動物園は今後、「キンコ」の体調や、新しい環境への慣れ具合などを見ながら、一般公開の時期を決めたいとしています。