2018年にマッチングアプリなどで知り合った日本人女性に恋愛感情を抱かせ現金をだまし取った疑いで、アフリカ・ガーナに潜伏していた日本人の男が逮捕された事件をめぐり、3月14日に大阪府警はガーナ国籍の33歳の男を新たに公開手配しました。

 詐欺などの疑いで公開手配されたのは、ガーナ国籍で住居・職業不詳のナナ・コフィ・ボアテイン容疑者(33)です。

 警察によりますと、ボアテイン容疑者は2018年から2019年にかけてSNSでアメリカ人の女性軍人らになりすまし大阪府内の男女4人に恋愛感情を抱かせ約2600万円をだまし取った疑いがもたれています。

 この事件を巡っては「国際ロマンス詐欺」の日本人グループの主犯格とみられる森川光被告(59)など17人が逮捕されていて、被害総額は4億9000万円あまりにのぼるとみられています。

 ボアテイン容疑者らは、被害者とどんなやりとりをしていたのでしょう。警察がその一部を再現しました。