14日の東京株式市場で、日経平均株価はきのうの終値より一時600円以上値下がりしました。

前日のアメリカ市場では、シリコンバレーバンクとシグネチャーバンクが相次いで経営破綻したことを受けて不安定な相場となり、日本市場でも金融システムが不安定化することへの警戒感から、ほぼ全ての銘柄が下落する全面安の展開となっています。特に、銀行株が下落しています。

また、アメリカの金融引き締めが和らぐとの観測から、アメリカの長期金利が下落し、日米の金利差が縮まったことで、外国為替市場では1ドル=133円台前半と円高が進んでいて、円高の進行も株価の重しとなっています。