大分県豊後大野市から新たな人口交流施設の指定管理を受けたものの、開業前に取り消された運営会社をめぐり、市民団体が13日、指定した理由の説明などを求める事務監査請求を市に申し立てました。
申し立てをしたのは豊後大野市民オンブズマンで13日、市の監査事務局に対し、事務監査請求書とともに請求に必要な数を超える署名を提出しました。
今回の請求は去年4月、市から新たな人口交流施設の指定管理を受けた運営会社をめぐるものです。
この会社は「業務の履行が困難」と申し出て指定から2か月後、開業前に指定管理を取り消されました。請求書では市がこの会社に事業委託金として300万円を支払った経緯や指定管理を決定した理由などについて、説明を求めています。
市の監査事務局は書類の一部不備を指摘し、再提出を求めた上で受理する方針です。