
広島県の美容院の業界団体によりますと、マスク着用は客もスタッフも個人判断としています。
美容室を訪れた人
「84歳になると心配。まだ(マスクを)着けておきたい」
こちらの美容院では、スタッフは引き続きマスクを着用していく方針です。

客がマスクを外せるようになったことは美容師にとってメリットもあるそうです。

STYLE 皆実店 大政祐一郎 店長
「耳回りを切るときには切りやすくなりますね。輪郭や骨格も見ながらカットするので(マスクが)ない方がいいこともありますね」
街で聞くと、きょうはまだマスクをつけるという人が多い印象でした。
街の人たち
「外そうとは思わない。ましになってきたとはいえ、ウイルスを気にしちゃうので」
「今までずっと着けている生活だったから、急に外すのもちょっと抵抗あります」
「周りからイヤなイメージを持たれないために。ぼく自身、『いや、(マスク)してよ』って思っちゃうので」
「(個人判断が)きょうからとわかっていましたが、様子を見てから」

一方、医療機関では、引き続きマスクは欠かせません。

広島市民病院では、個人判断になっても院内では「マスク着用」を呼びかけています。「方針に従えない場合は診療をお断りすることもございます」という言葉も添えて、患者や高齢者の安全を重視しています。