岡山県玉野市の造船所で建造が進められていた、水産庁の漁業調査船「開洋丸」が完成し、引渡式が行われました。
水産庁の漁業調査船「開洋丸」です。玉野市の三菱重工マリタイムシステムズでおととし11月から建造され、きょう(13日)引き渡されました。
全長約88メートル。1991年に、同じく玉野市内の造船所で建造された2代目「開洋丸」の老朽化に伴い造られました。今後北太平洋での漁業資源や海洋環境の調査などにあたるということです。
(水産庁増殖推進部 廣野淳 部長)「海の様子も変わっています。魚が獲れないという話もありますけれども、しっかり科学的に調べて、開洋丸には今後の活躍を期待しています」
引き渡された「開洋丸」はあす(14日)、東京港へ向けて出航します。