北九州市議会では13日、武内市長が初めての一般質問に臨みました。市長選でライバル候補を支援していた自民党会派の市議からは厳しい質問が相次ぎました。
◆武内市長“前向きな議論”求める

自民党・無所属の会 中村義雄議員「“北橋市長の失われた16年”という言葉は、私は撤回し北橋(前)市長に謝罪すべきだと思う」
北九州市 武内和久市長「人口や経済、財政といった面で、北九州市をもっと元気にできるのではないかという意気込みから、今回の選挙戦において“失われた16年”という表現を用いてきました」
北九州市の武内市長は13日、自民党会派の中村義雄市議から一般質問を受けました。市長選で、北橋前市長の市政を“失われた16年”と発言してきたことについて、武内市長は撤回や謝罪はせず「過去にこだわる時間的な余裕はない」と述べ、前向きな議論を求めました。
◆報酬の削減「目線を合わせてほしい」

また、市長の給与を1割削減する条例案について、その意図を問われると「行財政改革の覚悟を示すためだ」と説明。その上で市議の報酬の削減についても「目線を合わせてほしい」と述べました。
3月定例会の一般質問は、今月16日まで実施されます。














