大きな盛り上がりを見せている野球世界一決定戦「WBC」。日本代表は12日、1次ラウンドを4戦全勝で1位通過し、準々決勝進出を決めました。日本列島が熱狂する中、福島県内の小学生たちも「侍ジャパン」に熱い視線を送っています。
日本代表は、12日、1次ラウンドの最終戦でオーストラリアと対戦。
日本は初回に、大谷翔平選手が、看板を直撃する特大の3ランホームランで先制します!
実は、そのホームランボールを取ったのは、いわき市から応援に駆けつけた女子大学生でした。
赤津優奈さん「うぉーと思ってもう離さないと思って握り締めた。心臓バクバク止まらなかった。大事に部屋に飾りたい」
試合では、聖光学院出身の湯浅京己投手が今大会2回目の登板で1回無失点の好投。
日本は5人の投手リレーで強打のオーストラリア打線を5安打1失点に抑えて快勝し、1次ラウンドを4戦全勝の1位で通過!準々決勝進出を決めました。
日本列島が歓喜に沸く中、県内の小学生たちも熱い視線を送っています。
Q.みんなWBCは見ている?「はい、見ている」
Q.欠かさず?「はい、絶対見ている。毎試合見ている」
福島市で活動する軟式野球のスポーツ少年団、「ふくしまBS」。子どもたちには、それぞれお目当ての選手がいました。
小学生「僕は大谷選手」
小学生「近藤選手。ここぞという時に打ってくれるのですごいと思った」
小学生「牧選手。逆方向にも強いホームランが打てるというところがすごいと思う」
そんな中、多くの子どもが口を揃えたのは…
小学生「僕がすごいと思う選手はヌートバー選手」
小学生「ヌートバー選手」
小学生「僕もヌートバー選手」
小学生「大谷選手やヌートバー選手がいるので期待したい」
小学生「ヌートバー選手!アウトになりにくいというか、塁に出る確率が高くて守備では、ファインプレーを出してて、すごい」
子どもたちから絶大な人気があったのは、日本のリードオフマン、ラーズ・ヌートバー選手。
そのヌートバー選手が、出塁した時などに見せる「ペッパーミル」と呼ばれるパフォーマンスが、早くもチーム内で流行っているといいます。
こうした子どもたちの盛り上がりを見て、チーム関係者も「ある期待」が高まっています。
ふくしまBS・赤間周四郎代表「(野球人口は)震災と同時にどんどん減っていて、たぶんお子さんたちもみんな見ていると思うので、そういう意味で、多くの学童が(野球を)やってみたいなという気になっていただければ一番いい」
3月16日の準々決勝でイタリアと対戦する侍ジャパン。さらなる活躍に期待が膨らんでいます。
小学生みんな「がんばれ侍ジャパン!」
WBCの準々決勝は3月16日で、勝ち進めば3月21日の準決勝はTUFで生中継します。