新型ウイルスの分類が5月から「5類」に変更されることに先立ち3月13日からマスクの着用が個人の判断に委ねられました。脱マスクの日常がスタートしましたが、街に変化はあったのでしょうか?
【記者リポ記者リポート】「午前9時前の新潟駅には、通勤通学客で多くの人がいますが、マスク着けている人がほとんどです」

脱マスクの日常初日、新潟駅を利用する多くの人はマスクを着用していました。
新型ウィルスの分類を5月に「2類」相当から「5類」に引き下げることに先立ち、

政府は13日から屋内・屋外を問わず「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」としています。

街の声は…
【街の声は】「職場自体も人数が多くて密集しているので、(マスクを)着けていこうかなと。(会社からは)個人の自由でと言われているが、感染対策をしっかりしてというところで」

【街の声は】「いつも通り(マスクを)着けて周りの状況を見てって感じですかね。感染者が完全に収まったわけじゃないので」」

【街の声は】「前から外では外していますよ。外は換気ができているので。きょうからも室内で外せるところでは外そうと思います
Q「マスクは持っていますか?」
「持っています」

電車やバスなどの交通機関も個人の判断ですが、政府は通勤ラッシュ時などの混雑時は、引き続きマスクの着用を推奨しています。

一方屋内施設では…
【記者リポート】「きょうからマスクの着用の基準が変わるということで、体育館の職員の方が張り紙を張っています」

新潟市の鳥屋野総合体育館では、22年5月からランニングコースなど有酸素運動を行う際は体調面を配慮しマスクの着用は求めていません。

13日から施設内全てで利用者に着用を求めないということで早速、外してマシントレーニングする人の姿も見られました。

Q 「トレーニングしやすくなりましたか?」
【利用者は】「なります。鼻があまり良くないもので、呼吸ができないと困るので、なるべくマスクは外すようにしています」

中にはマスクを外そうか躊躇している人も…
【利用者は】「皆さん見たら(マスクを)していますからね…どうだろうね…どうしたらいいか分からないけども」

【鳥屋野総合体育館 渡辺正史 館長】「マスク外せるといいなというような声も聞いているのですけど、やはりまだほかの方の目があるとかで、心配されている方がいらっしゃるみたいでした。いきなり外してというのはできない雰囲気を感じています。私自身も」

厚生労着用は、マスクの着用は個人の自由を基本としながらも、医療機関の受診時や高齢者施設への訪問時などマスク着用が効果的な場面では着用を推奨しています。
