東日本大震災から12年が経った11日、福岡市天神で、犠牲者を悼むイベントと原発に反対するデモがそれぞれ行われました。

福岡市天神の警固公園では原子炉の運転期間を延長したことなどに反対するおよそ200人の市民が集会を開きました。

主催者は13日に、九州電力に対して、「原発ゼロの社会」を求める申し入れを行うとしています。

一方、そのすぐ隣ではボランティア団体の代表を務める吉水恵介(よしみずけいすけ)さんが、東日本大震災の犠牲者を追悼する献花台を設けました。

被災地での活動を記録した写真なども展示され、吉水さんは「震災の記憶を風化させず、防災意識を高めて欲しい」と呼びかけていました。