シーズンが到来した「真ふぐ」を食べてもらおうというイベントが、山口県萩市で開かれています。「萩の真ふぐフェア」は、おいしさを多くの人に知ってもらおうと、道の駅「萩しーまーと」が企画しました。館内のレストランでは、刺身をはじめ、タタキ、にぎり寿司、から揚げがセットになったメニューなどが味わえます。

鮮魚店では、にぎり寿司がふだんより安く購入できるほか、毒のある部分を除いた「みがき」なども販売されています。「真ふぐ」はフグの女王とも呼ばれ、すべてが天然物でトラフグに匹敵するほどの味わいを持ちます。しかし認知度が低いことなどから、価格はトラフグの5分の1程度と手ごろです。2006年から「萩の真ふぐ」としてブランド化を進めていて、イベントを開催するなど積極的においしさをPRしています。
道の駅「萩しーまーと」山口泉店長:「本格的に水揚げがスタートした萩の真ふぐを、たくさんのお客さんに堪能していただけるように、物販エリアでは『真ふぐ』のみがきや白子、一夜干しなどを販売しています。今の時期にしか食べられない旬の『真ふぐ』を味わっていただきたいです」
道の駅「萩しーまーと」で3月31日まで開催されています。