8日に発生した福島県郡山市と白河市の山火事は、10日夕方までに火の勢いは弱まり延焼のおそれもなくなり鎮圧されました。県内で相次ぐ火事に県は火の取り扱いに注意するよう呼び掛けています。

郡山市中田町で起きた山火事は、8日にたき火から山林に燃え広がったとみられ、これまでに少なくとも21・6ヘクタールが燃えました。この火事でけが人はいません。

10日午前は雨などの天候のためがヘリコプターでの放水は10日午前中は見送られま午後から再開されました。また消防などおよそ150人態勢で消火活動が行いました。その結果、火の勢いは弱まり、延焼のおそれもなくなり、午後3時すぎに鎮圧されました。

また白河市小田川の山火事も午後5時前に鎮圧されました。

県内では山林や下草を焼く火事が相次いでいることから県では、たき火をする時は「消火の備えをする」「火から離れる時は必ず消火する」ことなどを呼び掛けています。