東日本大震災から11日で12年を迎えます。

福島県いわき市の海岸では、警察が、震災で行方がわからない人たちの手がかりを探しました。

「黙とう」

東日本大震災から11日で12年。

安部遼アナウンサー「広い砂浜で小さな手がかりを見つけだすために警察署員のみなさんによる懸命な捜索活動が行われています。」

いわき市の永崎海岸で、いわき東警察署の署員16人が一斉捜索を行いました。

海岸の砂をかきわけたり、海上から船で見回ったりして行方がわからない人たちの手がかりを探しました。

いわき東警察署地域課・加藤颯彩巡査「いわきの方々の力に少しでもなれたらいいなと思って、一生懸命捜索にあたりたいと思っています。」

県警察本部によりますと、震災の地震や津波で県内では1614人が亡くなり、12年が経つ今もまだ196人の行方が分かっていません。