東日本大震災の発生から11日で12年です。宮城県南三陸町の海岸では10日、警察が震災で行方不明となっている人の捜索を行いました。
南三陸町歌津の海岸では、捜索に先立ち警察官10人が海に向かって黙とうしました。

護岸工事の影響により、この海岸で捜索が行われたのは10年ぶりで、警察官たちは、海岸の石を除けながら漂着物などを確認し、行方不明者の手掛かりを捜しました。
南三陸警察署 丹野勉地域課長:
「帰りを待つ家族が多数いる状況にある。何か少しでも手掛かりとなるものを見つけられるように捜索していきたい」

県内では2月末現在、震災による死者は関連死を含め1万570人で、1215人の行方がわからないままとなっています。














