WBC日本代表は、9日夜、中国と対戦し、白星スタートを切りました。試合では、都城市出身の戸郷翔征投手も登板し、地元は大いに盛り上がりました。

WBC一次ラウンド、中国との初戦に臨んだ侍ジャパン。

都城市では、パブリックビューイングの会場が設けられ、およそ30人の市民が声援を送りました。

先発は、二刀流の大谷翔平。
4回を1安打無失点という好投を見せると、打撃でも観客を沸かせます。

そして5回、大谷に代わり、マウンドに上がったのは都城市出身の戸郷翔征。
鋭いフォークで4者連続の三振を奪います。

その後、相手のホームランで1点を失った戸郷は、7回、1アウト1、2塁とピンチを招くも粘りのピッチング。3回を1失点にまとめます。

試合は、その後も追加点を重ねた日本が8対1で勝利しました。

(パブリックビューイングの来場者)
「やっぱり大谷選手、しっかり投げてくれて、我々のスターの戸郷選手もしっかりとしたピッチングをやってくれて、大満足です」
「(戸郷投手は)やっぱり都城のヒーローだなと思いましたね」

3大会ぶりの世界一奪還を目指す侍ジャパンは、10日夜の第2戦で韓国と対戦します。

また、MRTで放送された9日のWBC中国戦(午後7時~11時)の平均世帯視聴率は52.0%【ビデオリサーチ調べ(宮崎地区)】だったことがわかりました。