新型コロナワクチンのコールセンター業務を京都市から委託された業者がオペレーターを適切に配置せず委託料4000万円を過大請求していたことが分かりました。
京都市はおととし2月から新型コロナワクチンの接種予約などのコールセンター業務を東京の「日本トータルテレマーケティング」に委託していました。
市によりますと、去年9月、オペレーターらの総実働時間が市が指示したうちの76%だったにも関わらず、市に「100%稼働した」と報告し委託料・約4000万円を過大請求していたということです。
業者側は全額返還しています。
兵庫県播磨町でも委託先の業者による約58万円の過大請求や請求漏れなどが発覚していて町は「チェックを徹底したい」としています。
ワクチンのコールセンター業務を巡っては、人材派遣大手「パソナ」が業務委託した「エテル」が10億円を過大請求していたことが発覚し、厚労省は都道府県に対し業務が適切に実施されているか報告を求めています。














