長野県立歴史館が、県にゆかりの貴重な古文書=武田信玄の書状の購入に向けて行ったクラウドファンディングで、目標額の315万円を達成したことがわかりました。


県立歴史館は、川中島の戦いを知る貴重な史料として、武田信玄が信濃の武士に宛てた書状の購入を目標に、2022年12月からクラウドファンディングなどで寄付の募集を始めました。


その結果、募集期限の3月15日を前にした3日に、目標額の315万円を達成したということです。


(村石正行学芸員)
「どれだけ集まるかなと非常に心配していたんですが、予定よりも2週間くらい早く達成されたということで大変ありがたくうれしく思っております。文化財に対する関心も高まっていけばありがたいと思っております」

県立歴史館では2023年度の購入を予定していて、寄付の返礼として、特別展示への招待やオンラインの解説会などを予定しています。