9日、日本代表が初戦を迎える、野球世界一を決める大会「WBC」。
大谷翔平選手をはじめ豪華なメンバーが揃うなか、福島県内からは、聖光学院出身でプロ5年目、去年最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した阪神タイガースで日本代表の湯浅京己(あつき)投手の活躍が期待されています。
湯浅京己投手「絶対に1年目から1軍で活躍してやるという気持ち。将来は日本球界を代表するピッチャーになりたい」
5年前、こう話していたのは、ドラフト6位指名でプロ入りを果たした阪神タイガースの湯浅京己投手です。
三重県出身の湯浅投手。聖光学院に進学後、腰の成長痛を抱え、2年生の秋までマネージャーとして選手を支えてきましたが、その後プレーに復帰、頭角を現します。しかし、夏の甲子園のベンチ入りはできず。
卒業後、BCリーグ・富山サンダーバーズに入団し、急成長を遂げたことで、1年でスカウトの目に止まり、プロ入りしました。
昨シーズンは59試合に登板。185センチの長身を生かし、リリーフエースとして活躍しています。プロ入り5年目。初めて日本代表の座を掴んだ湯浅投手から目が離せません。