NATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長は8日、ロシアが攻勢を強めるウクライナ東部の要衝バフムトが「数日中にロシア軍によって陥落する可能性がある」と指摘しました。

NATO ストルテンベルグ事務総長
「ロシアは大きな損失を被っているが、同時に今後数日のうちにバフムトが陥落する可能性も否定できない」

ストルテンベルグ氏は訪問先のスウェーデン・ストックホルムで記者団に対し、「ロシアはより多くの軍隊を投入し、不足する質を量で補おうとしている」と述べたうえで、「数日中にバフムトが陥落する可能性は否定できない」と指摘しました。

そのうえで「これはロシアを過小評価すべきではないことを強調しているに過ぎず、我々はウクライナへの支援を継続しなければならない」と強調しました。