災害時に車の中で避難する車中泊の注意点をまとめた冊子が8日、自動車販売店などに贈られました。
防災士やボランティアなどでつくるグループ「やさしい避難所を考えるプロジェクト」が、自動車販売会社の山口トヨペットやアウトドアショップなどの代表に冊子を贈りました。冊子には用意していくと便利なマットやカーテンなどの選び方のほか、車から電源をとる方法などが紹介されています。
グループでは去年、車中泊の体験会を開きました。じっとしているのが苦手な特性を持つ子どもや大勢の人といることに不安を抱く人などの選択肢のひとつとして車を使った避難を提案しています。
やさしい避難所を考えるプロジェクト 坂本京子代表
「そういった事情を抱える家族がいるということをみなさんにも知ってもらい、安心して避難できるような、やさしい避難所が増えていけばと思います」
冊子は3000部製作され、グループのメンバーを通じて配布されることになっています。














